アメリカと日本の住宅ローンの金利の違い

米住宅ローン金利、23年ぶり高水準 申請件数も低迷続くとの記事がでていました
日本は歴史的な低金利なのでその違いを考察してみました。

アメリカの住宅ローンの金利が高い理由は、以下が考えられます。

  • 金融政策

アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)は、インフレ抑制のために利上げを継続しています。2023年7月には0.75%の大幅な利上げを行い、政策金利を1.50%から2.25%に引き上げました。これにより、アメリカの住宅ローン金利も上昇しています。

  • インフレ

アメリカでは、2022年12月に消費者物価指数が前年同月比7.5%上昇し、40年ぶりの高水準となりました。FRBは、インフレを抑制するために利上げを実施しています。

  • 景気拡大

アメリカでは、2022年6月時点で失業率が3.6%と、低水準で推移しています。景気が拡大していることから、FRBは利上げを継続しています。

日本の住宅ローンの金利が低い理由は、以下のとおりです

  • 金融政策

日本の中央銀行である日銀は、景気下支えのために金融緩和を継続しています。2023年7月現在、政策金利を0.25%に維持しており、マイナス金利政策も継続しています。これにより、日本の住宅ローン金利も低水準で推移しています。

  • 住宅ローンの種類

日本では、変動金利の住宅ローンが多く利用されています。変動金利は、金融政策の影響を受けやすいため、日銀の金融緩和により、金利が低下しています。

アメリカでは固定金利が人気で日本では変動金利が人気なのがはじめて知ったことでした。変動金利を組む場合は長期の株式投資と組み合わせてすることによって、リスクを抑える方法が
よくとられますが、米国のほうが長期の株式投資も盛んなきがします。今後日本でも積み立てNISAの拡充等で長期の資産形成が浸透していと個人的には考えています。

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